生活

パン作りの研究に終わり無し

パン作りは研究あるのみ

勉強

私は月曜日にお休みをいただいています。
お休みの日は特に用事がなければ家にこもってパンの研究にいいそしんでいます。
パン作りにおいて大事なのは、1に研究2に研究。
どのような配合でパンを焼くと1番おいしくなるのか?どれだけトライ&エラーを繰り返し、一つの正解を導き出すことがパン作りの醍醐味だといえるからです。

パン作りはイメージ作りから

先ずはイメージすることから始めていきます。
「どんなパンを作りたいか?」「どんなパンにしたいか?」を言語化できるまで落とし込んでから作り始まます。

とはいっても、突然天から素晴らしいアイディアが降ってくるわけではありません。自らイメージをつかみにいかなければただ時間だけが過ぎてしまうだけでしょう。

そのためには、美味しいもの、気になるものを食べることでつくりたいパンのイメージを作っていきます。

例えばチョコレートを注文します。チョコレートには本当に多くの情報が詰まっています。小さなチョコレートの中はまるで宇宙のような世界が広がっていることを感じます。

世界に名だたるパティシエのチョコレートを通販で購入することができます。

特にバレンタインチョコレートは見た目も芸術作品のようでイメージ作りをするときには欠かさず取り寄せています。

材料を取り寄せてみた

これまでにも専門的に材料を販売しているお店に足を運んで購入したことがあるのですが、最近はインターネットで珍しい材料を購入したりすることができるので、小麦粉だけではなくバターなどに関しても、今まで使ったことがないものを取り寄せてみようと思っています。
どれが良いかと悩んでいる内に知らず知らずす時間が経過していることもありますが、それでもやっぱり熱心に研究を重ねていくことがおいしいパン作りには重要だと思うので、まずは材料からしっかりと把握したいと思います。

小麦粉と一言で言っても種類によって仕上がりが全く変わるので、どの小麦粉を使ってどのような配合するのがベストなのか、時間がかかっても自分で納得のいくものを作りたいと思っています。
バターも練り込みやすいものとそうではないものなどがあり、風味もそれぞれに違ってるので他に合わせて選んでいかなくてはなりません。
こだわればこだわるほどに材料もしっかり選んでいくことが大切なので、また時間がある時には研究をしたいと思います。

食感を制する者は世界を制す

それぞれのパンによって食感を変えていくことがとても大切で、配合によって、温度によって、焼く時間によって、湿度によって……すべて要素が微分積分のように変化をもたらし変わってくるため、何度試しても同じ食感を再現するのはとても難しいことです。

ですから研究をしても研究をしても飽きることもなく、自分の中でこれだと思えるものにたどり着くまで終わりはありません。

いつか自分のお店を持つようなことになれば本当に最高だと言われるようなパンを焼きたいので、研究を欠かすわけにはいきません。
前回作ったものや、今日作るものなどはすべてノートに詳細に書き留めています。
仕上がりがどうだったのかという部分も、スマートフォンの写真でプリントしたものを全てファイルにまとめています。

それを見直しながら、少しずつ自分が求めている美味しいパンに近づいてきているように感じています。

奥深いフランスパン

フランスパン

中でもやっぱり難しいと思うのはフランスパンで、食感とモチモチした感覚が難しいので何度も何度も研究しながら練習をしています。
もちろん研究に使ったパンそのものは冷凍したりしながら、しっかり自分で食べるのですが、これまで私自身が美味しいと思ってきたフランスパンのように焼くことができていないので、まだまだ研究が足りていないと感じています。

 

ほんの少しの配合が違うだけでも仕上がりには大きな違いが出るのはもちろんですが、やっぱり美味しさだけではなく見た目も重要。
綺麗な艶を出すためにはどうすれば良いのかということについても、自分の中でまだまだ研究が必要です。