仕事

男性保育士と女性保育士の違い

保母さんから保育士へ

男女雇用機会均等法ができたことによって男性と女性の区別なくいろいろな職場で男女が一緒に働くことが増えています。
女性も男性と同じようにフルタイムの正社員で働く場面も増えており、育児をしながらもキャリアアップをしている人も多いです。

今までは女性中心だった職場で男性が働くようになっていたり、男性中心だった職場で女性が働くようになったりということも増えています。
そのようなことが起こっている職場の一つが保育園です。

昔は保育士のことは保母さんと呼んでいました。
しかし今は保育士と異様になっており、これは男性が保育の現場に立つことが増えてきたことが理由です。

短期大学や大学でも保育科は女子大に多かったですが、最近では共学の学校でも増えていますし、女子大が共学化しているケースも増えています。
そのため男性でも保育士になるために保育科に進学しやすくなっており、学校によっては1割ほどの学生が男性というところもあるほどです。

男性保育士がいることでのメリット

男性が保育の現場に参加をすることにはいろいろとメリットがあります。
まずは体力の違いです。
子供たちとたくさん運動をしたり鬼ごっこで長時間走ったりということができます。
やはり男性の方が動きがダイナミックです。

抱っこやおんぶも同様です。
男性の方が高いところで行うことができたり、長い時間行うことができたりします。

今までは男性の手がないことで重たいものを運んだり脚立の上で作業をしたりということも女性が行うことが当然でした。
しかし、男性保育士が登場したことによって男性がこういった作業を行ってくれるようになります。

男性保育士の需要と問題点

今までは女性の現場であり男性をよく見かけるということはありませんでした。
しかし、最近では男性保育士は増えており、いろいろな保育園で見かけるようになっています。

また、男性保育士はまだまだ人数が少ないために保育園でも受け入れの体制が整っていないことも多いです
保育園の中に休憩室がなかったり、トイレも男性専用がなかったりすることもあります。
仕事の環境としては万全なものになっておらずこれからどんどんと整うことになりそうです。

保護者の池としてもまだまだ男性保育士に対して冷たい意見を持っている人もいます。
特に乳児のクラスについては男性保育士がオムツを変えることに対して否定的な意見をもって衣類人が多いです。
そのため、男性保育士が保育にあたるのは乳児よりも幼児の方が多いですし、トイレの介助をしないようにしている保育園が多いです。

保育士はとてもやりがいのある仕事です。
男性が保育士として働くことで助かる場面は沢山あるもののまだ働きやすい環境が整っているとは言えない状況となっています。