お昼寝時間の保育士は意外と忙しい
保育園は必ず毎日お昼寝の時間があります。
幼稚園よりも早くから多くの園児が保育を受けているため、朝も早起きをしている家が多いです。
そうすると昼寝をしておかないと夕方に眠くなってしまうこともあります。
保育園に子供たちを預けている保護者も保育士はお昼寝の時間に何をしているのかと疑問に思うこともあるものです。
もちろん子供たちと一緒に寝ているわけはなく、いろいろな仕事をこなしています。
そして、意外とお昼寝の時間は忙しくしているのです。
お昼寝中にしていること
お昼寝の時間は保育士にとっていろいろな常務をこなす時間です。
とはいえ、子供たちが風邪をひくことなくきちんと熟睡できるように子供たちの様子も見ながら作業をしています。
部屋が暑いと感じたら扇風機やクーラーを入れますし、布団がめくれていれば元の位置に戻すこともしています。
こういった子供たちの様子を確認しながら行われるのが連絡帳の記入です。
その日の様子を連絡帳で記録している保育園では、お昼寝の間に連絡帳が書かれています。
また、多くの保育園では複数の人たちが一つのクラスの担任として過ごしています。
そのため一人が子供たちの様子を見ながら働いているようにして、後の人たちは休憩をとるようにしたり、部屋の外で作業をしたりしていることが多いです。
特に給食の時間は他の時間に比べると介助の内容も少なくなります。
そこで、給食からお昼寝の間に交代をして保育士も休憩をとっているのです。
休憩時間は保育士たちの中でシフト決めがされており、それによって休憩する時間は変わってきます。
お昼寝の時間を使って製作物の準備をしたり、運動会の準備をしたりすることも多いです。
特に製作物は毎月行うものであり、準備が大変なものも多くあります。
準備が終わらないと自宅に持ち帰ったり残業したりすることになりますからお昼寝時間にしっかりと作業をして少しでも持ち帰りの仕事を減らすようにしておきたいものです。
部屋の掃除をしたり環境配備をしたり、子供たちの洋服をしまったり、オムツの片づけをしたりといった業務もお昼寝中に行われることが多いです。
オムツからパンツへの切り替えをし始めたばかりのこの場合にはおもらしをすることもあり、そういった洋服を洗っていることもあります。
もちろん、おもらしについてはお昼寝中もあるものです。
万が一お昼寝中におもらしがあればその場で洋服の着替えや布団の洗浄、といったこともしています。
そのため、お昼寝中も子供たちの様子を確認しながら作業をするとともにイレギュラー対応が必要な場面では行うこともあるのです。
このように保育士は子供たちのお昼寝中は意外と忙しく働いています。
むしろ集中して作業ができるのはこの時間しかないので、沢山のことがこなせるよう効率よく動いています。